花魁道中いろは唄 外伝 ~胡蝶の夢は逢魔ヶ刻に舞う~
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◆胡蝶の夢は逢魔ヶ刻に舞う◆ 椿は夢を見る。かつて失った妓たちが幸せに生きる夢を。 けれども何かが足りない。そう、ここの住人たちは牡丹を知らないのだ。牡丹のいない世界で人々は今を生きる。今見ている物が夢なのか、牡丹と共に過ごした日々が夢なのか、幸せだった日々は苦界に耐えられずに椿が見始めた夢だったのか。 ●梱包内容● 花魁道中いろは唄 外伝 ~胡蝶の夢は逢魔ヶ刻に舞う~ Pt画像 ●利用規約● https://call-of-ruitaka.fanbox.cc/posts/1761504
花魁道中いろは唄~外伝~胡蝶の夢は逢魔ヶ刻に舞う 【♂×5 ♀×5】
上演時間:60分 椿 20歳(♀) 大見世華屋の花魁。牡丹に次ぐ花魁であり次代お職の肩書を持つ。八歳の時に若山に売られて以来引っ込み禿として外部は勿論、見世の内部の者達にも隠して育てられた。元来の美しさと見た感じの可愛らしさで男の気を引く。 芯の通ったしっかり者で、頭の回転が早く根付く性格は非常に厳しい。蓮太郎と恋仲にあった筈だが・・・ 桜 20歳(♀) 華屋の現在正味4位と8位を行き来している健康的で明るく可愛らしい花魁。椿とは同年の花魁で一方的にライバル視している。感情の起伏が激しく惚れっぽい所もあるので見世の中で他の女郎とよく揉め事を起こす。島原にいた実の姉の影響で島原かぶれの服装や髪形を好む。どうやら蓮太郎と恋仲の様子だ。 蓮太郎 20歳(♂) 大見世、華屋の若衆。椿と同年齢のせいで非常に仲が良く、椿と心を交わしていた筈だった。生真面目で優しく人当たりもよい青年。生まれも育ちも遊郭であり母親の美しさを生き写しに持ってきた美少年であり、時々陰間と間違えられる。かたや裏同心として隠密業に身を置く彼は武術も抑えている。桜と恋仲の様子だ。 水仙 26歳(♀) 華屋の花魁。年季明けの近いがお職で、美しい容貌と志の高い矜持を持っている。歌舞伎役者の月乃介を心を交わしながら大店橋本屋庄一郎に落籍されることを受け入れる。庄一郎とは何やら約束をしており、病に侵される人々を救いたいと感じている。 月乃介とは同郷の出であり、幼馴染であり年季明けには所帯を持とうと約束した仲である。 月乃介 27歳(♂) 歌舞伎役者の女形を張り続けた美形の役者。自分の美しさを知っており、遊女などより美しいと胸を張って言えるほどの自信を持っている。役者の時以外は男らしくさっぱりした性格。水仙と同郷の出で水仙に惚れている。不治の病に罹っており、人との接触を避けているが、何やら隠密行動をとっている。 橋本屋庄一郎 38歳(♂) 大店木綿問屋、橋本屋の主人。現在は水仙の馴染み客でお職の彼女を落籍させようとしている。見栄っ張りで小心者。この世界のからくりを知っており、獏姫と何や画策をしている様子だ。 藤舘玄髄 40歳(♂) 高名な医者。人を病から救うことに邁進しており、その為なら鎖国など関係なしに幕府から禁止令を出されている蘭学を学び、果てはメリケンと言う海外医療を取り入れて薬を密輸入したりも試みている。お縄覚悟で人の命を救おうと考えている。大変助平。 もみじ屋亭主 58歳(♂) 若山遊郭にある甘味処もみじ屋の亭主。人当たりの良い風格で癒し顔。誰にでも優しいが、秩序に外れたことには厳しくなる一面もある。 藤 35歳(♀) 元々は華屋、牡丹の先々代のお職で7年前に年季明けを迎えて大門から出て行った筈だが、なぜか羅生門河岸の切見世長屋の線香女郎として働いていた。真面目な性格で、年が進んでもしとやかな色気をまとう美女。現在は気が触れてしまっているので、まともな会話は望めない。 獏姫 年齢不詳(♀) この世界に君臨する妖怪。 人を弄び、絶望の精気を喰らう。
配役表
椿(♀): 蓮太郎(♂): 桜(♀): 水仙(♀): 月乃介(♂): 庄一郎(♂): 玄髄(♂): 亭主(♂): 藤(♀): 獏姫(♀):